はてなダイアラー映画百選(その40)
『ショーシャンクの空に』 フランク・ダラボン監督 1994年アメリカ
原作:スティーヴン・キング「刑務所のリタ・ヘイワーズ」
出演:ティム・ロビンス、モーガン・フリーマン他
今回映画百選が回って来た時に何書こうか迷って出た結果この作品を選ぶ事にした。この作品を選んだ大きな理由の一つに『私が産まれて初めて購入にしたDVDソフトである』事をまず挙げておく。世の中にDVDドライブが出回り始め満を持して自分のパソにドライブをつけた時、真っ先に見たかったのがこの映画であった。それまでは一切我が家に映画DVDは存在しなかったのである。まぁDVDを見れる機械が家に無かったからという事もあるんだけど。
何故この作品を最初に選んだのか。
幸いな事に両親が映画好きとあって、小さな頃から映画を見せてもらえる機会があった。流石に映画館で月1回以上見るという頻度では無かったけど、レンタルビデオ屋にはよく通ったし、今も通ってる。「レンタルビデオ」で思い出したんだけど、私が中学生位の頃だったかな....「V」*1とか通しで見た覚えがある。今見てもそれなりに楽しめると思うが、今でも置いている店があるのかちょっとよくわからない。こうしてみると年食ったなぁと感じている。
閑話休題。この作品を選んだ理由だが、実際映画館で見る事は無かったけれど、強烈なイメージを私に与えた作品である事は確かである。
不倫した妻とその不倫相手の殺人疑惑で無罪を主張するも終身刑を言い渡されショーシャンク刑務所に送られたティム・ロビンス*2演ずるアンディ。モーガン・フリーマン演ずる“調達屋”と呼ばれる古株の囚人レッド。この二人を中心に話は進む。映画の流れとしてはレッドがアンディとの思い出を語るという形式で所々でナレーションが入る。この語り口も淡々としていて雰囲気を引き立てていくんですよ。
終身刑を言い渡されて、刑務所でのアンディへの仕打ちは酷い物ではあったが、彼は希望を失う事は無かった。むしろ虎視眈々とある事を狙っているのである。終身刑と宣告された彼には時間だけはあったのだから....。そしてレッドとの友情の積重ね、あのラストへの持っていき方、本当に素晴らしい作品です。「窮地に陥っても最後まで希望を失わない事」これをこの作品で学んだ気がします。
ただ、アカデミー賞に7部門ノミネートされながらも「フォレスト・ガンプ」に全部持っていかれたのが悔しいですね。まだ見ていない人には本当にお薦めの映画です。見て損は無いと私は思っています。
この作品を見てからティム・ロビンスとモーガン・フリーマン出演の映画を積極的に見るようになりました。それだけ自分が単純であるという事ですかね(笑)
さて、かなり乱文になってしまって、この作品に思い入れのある人には申し訳ないと感じています。
改めてお詫び申し上げます。*3
(後でまた書き直すor書き足すかもしれませんが、題材・アンカーは替える事は無いつもりです。)
*1:「ビジター」。アメリカのSFドラマ。地球侵略を試みる異星人と地球人の攻防。「V」全10話、「V2」全19話。予算の関係で打ち切りになったらしい
*2:「シザー・ハンズ」の監督(これもティム・バートンですな)。ロビンスは「ミスティック・リバー」で2004年度アカデミー賞助演男優賞を取っている。
*3:あと、id;hovenさんの指摘があるまでティム・ロビンスをティム・バートンと書いていました。改めてお詫び致します....at 2004.06.01