烏鹿庵-react-

烏鹿庵の移動先

改めてここで述べておく必要がありそうなんで。

発端は次のURL先→http://www.hatena.ne.jp/1093933897
のっかりはてなをしたらキャンセルされた。結果からすればそれだけ。その後腹を立てた「のっかりはてなをした人」が次々と質問を立てる。

http://www.hatena.ne.jp/1093939762
http://www.hatena.ne.jp/1093964022

で、この質問(http://www.hatena.ne.jp/1094211665)を最後に昨日付でどうやらはてなを退会しているっぽい。お疲れ様でした。


さて、この話の主人公は「のっかりはてな」である。この「のっかりはてな」導入時に色々ごちゃごちゃと書いていた*1中からあったもやもやが明るみに出たのが今回の騒動に繋がったと解釈している。


では何故にこの騒動が起きたのか。一つ目は「質問者がのっかりはてなしてもらった事で(?)質問をキャンセルしてしまった事」。二つ目は「のっかった人が"のっかりはてな"をきちんと理解していなかった事」。まだあると思うけどまずはこの二つ。
まず一つ目。何故質問者はキャンセルをしたのか。後で同じ質問を立てていない、キャンセルしてしまった「のっかってもらった質問」に対して何も無い事から「のっかられてポイントを得る事が出来たから」と見る事も出来ます。その質問で消費する事もなく、回答も一件もついていませんから丸逃げも可能です。けれど、のっかった人の立場からしてみれば自分は「自分の聞きたい事である質問を立ててくれた質問者に対してのっかりはてなというシステムを使ってポイントを上乗せしてもらうつもりが逃げられた」わけだから怒るやら悔しいやらとなると思う。多分こののっかりはてなというシステムを表面上でしか理解していなければ私もそうなんじゃないかな。
そして二つ目。質問に乗っかる際には以下の文がのっかりはてな用のフォームの下に提示されている。

のっかりはてなは、あくまで質問者を応援するためだけのシステムです。質問終了やポイントの支払い数などは、通常のはてな同様、質問者が判断・操作する権利を持ちます。

※質問者があなたの満足いく終了をおこなわなかったとしても、ポイント送信を取り消すことはできません。

※質問者が質問をキャンセルしても、送信したポイントの取り消しはできません。

※1ポイントからお好きなポイント数を設定できます。

※通常のポイント送信と同様、送信時に5%の手数料が必要です。

ポイント送信後の残高が300ポイント以上なければ利用できません。

※匿名でのっかる場合、コメントを送ることはできません。

ここで※印の4〜6番目を見ただけでも通常のポイント送信(通称:投げ銭)と同じシステムを使っている事が容易に分かると思います。で、問題は現在の仕様ではその送信先が質問そのものではなく質問者に行く事だ。質問者の応援=投げ銭での質問者へのポイント&コメント送信なわけである。のっかりはてなとはそんなシステムだ。ただ、普通のポイント送信と違う点は「(匿名で送ったら匿名として)この質問にはのっかられた事実があるという事だけが分かるようになっている」所かな。普通に投げ銭するとまず表にはわからないからね。ある相手からのメールを自分勝手に公表する人に送らない限りは。(またメールを公表しているみたいですが、(れ)さんの了解は得ているのでしょうか?>該当者)


とりあえず「のっかりはてな」が導入された時のいわしを提示しておく(http://www.hatena.ne.jp/iwashi?mode=treedetail&thread=0000002922)。質問者が自発的にポイントを加味するシステムでは今回のような事例は跡が立たない、それよりもまず「のっかりはてな」を利用する人が今まで以上に減るんじゃなかろうか。端から見ててこのシステム自体紆余曲折あったけど、「質問の人気度が図ることができる仕組みとして閲覧、活用していただければ」というid:reikonさんの言われた「のっかりはてな」当初のコンセプトは押して然るべきだと考えている。でもそれは「のっかられたポイント自体は質問にプールする、質問終了時に質問者がプールされたポイントを利用して回答者に配分する、質問自体にプールされるのでキャンセルしたらそのポイントははてな側に没収もしくはのっかった人に返還される」システムにすればいいと思った。一旦のっかったポイントは返還するのは難しいだろうから、没収するシステムにする方向がいいのかな?なんて無い知恵を絞ってみた。


長々と書いてしまって読みづらいものになったのであれば申し訳ありません。開発者が今月頭に一人増えた事もありますし、どうかご検討の程宜しくお願いします。>id:hatenadiary殿 g:hatena:id:hatena殿


また、ここまで書いたのは芹沢さんの日記『妄想科學日報』(id:DocSeri:20040901#1093996792)を読んで「そう言えば....」と思い返したのがきっかけであるわけで。まぁ芹沢さんに"のっかった"話ではあるわけだが(苦笑)

*1:id:crowdeer:20040211 or id:crowdeer:20040212